[食]
しょく
:しょくへん
4
飫
1級
「
厭飫
(
えんよ
)
」
7
餒
1級
「
餒虎
(
だいこ
)
」
8
館
8級
「
捐館
(
えんかん
)
」
《字体》
食偏は隷書の頃より手書きでは
「
・
」
で書かれてきて隋・唐代には定着。
「
」
で書かれたものはない。
「
」
は、隷書で
「
」
の形のものを、明代の『字彙』が楷書体化させたものであり、清代の『康煕字典』もそのまま正字として採用した、比較的新しい字体である。
初唐の頃には完成した字体を、中唐あたりから篆書体化・隷書体化へと複雑化することが始まり、明代・清代でその傾向が強まり、その集大成が『康煕字典』である。
手書きの楷書で書く場合、
「
」
と書くのが自然である。
【≪
戻る
】【
トップページへ戻る
】【
進む
≫】