減画略字【唖】
[音] | ア |
アク |
[訓] | ああ |
わらう |
《意味》
【啞啞】ああ
「あくあく」と読めば、笑う声。また、笑うさま。
【啞者】あしゃ
言葉を話すことのできない人。言葉の不自由な人。
【啞然】あぜん
予想もしなかった事態に驚きあきれてものも言えないさま。
「公務員の不祥事に啞然とした」
「あくぜん」と読めば、わあっと大声で笑うさま。
【啞然失笑】あぜんしっしょう
あっけにとられて思わず笑ってしまうさま。
【啞鈴】あれい
体操用具。鉄製または木製の棒の両端に重い球を付けたもの。一対一組。主に上半身の筋肉を鍛えるのに用いる。ダンベル(dumbbell)。
「亜鈴」とも書くが、代用表記。ダンベル(dumbbell)「鳴らない鈴」の訳語。
【啞蟬】おしぜみ
鳴かないセミ。雌セミ。[季]夏。
【嘔啞嘲哳】おうあちょうたつ
やかましくてうるさいこと。また、音楽などで調子が外れて聞き苦しいこと。子どもがやかましく騒ぎ立てている声のこと。
「嘔啞」はやかましい音・声の形容。子どもの話す声、鳥の声、調子はずれの音楽などについていう。「嘲哳」は楽器の音が入り乱れてやかましいさま。
【聾啞】ろうあ
耳が聞こえず、話しことばが話せない状態。