【啞】 11画 (8) 準1級

減画略字【唖】


[音]
アク
[訓] ああ
わらう 

《意味》

  1. 声がのどにつかえて出ない。また、そのさま。また、口がきけない人。
  2. からすが、ああと鳴く声の形容。

【啞啞】ああ

  1. からすの鳴き声の形容。
  2. 幼児の片言の声。
「あくあく」と読めば、笑う声。また、笑うさま。

【啞者】あしゃ

言葉を話すことのできない人。言葉の不自由な人。

【啞然】あぜん

予想もしなかった事態に驚きあきれてものも言えないさま。
「公務員の不祥事に啞然とした」
「あくぜん」と読めば、わあっと大声で笑うさま。

【啞然失笑】あぜんしっしょう

あっけにとられて思わず笑ってしまうさま。

【啞鈴】あれい 

体操用具。鉄製または木製の棒の両端に重い球を付けたもの。一対一組。主に上半身の筋肉を鍛えるのに用いる。ダンベル(dumbbell)。
「亜鈴」とも書くが、代用表記。ダンベル(dumbbell)「鳴らない鈴」の訳語。

【啞おしぜみ

鳴かないセミ。雌セミ。[季]夏。

【嘔啞嘲哳】おうあちょうたつ

やかましくてうるさいこと。また、音楽などで調子が外れて聞き苦しいこと。子どもがやかましく騒ぎ立てている声のこと。
「嘔啞」はやかましい音・声の形容。子どもの話す声、鳥の声、調子はずれの音楽などについていう。「嘲哳」は楽器の音が入り乱れてやかましいさま。

啞】ろうあ

耳が聞こえず、話しことばが話せない状態。

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