【杏】 7画 (3)  準1級


[音] キョウ
アン
[訓] あんず
   

《意味》

あんず。梅に似た果樹。

【杏子・杏】あんず

バラ科の落葉高木。中国北部原産。白・淡紅色のウメに似た花が咲く。実はウメより大きく、生食のほか、ジャム・果実酒などにする。カラモモ。アプリコット。
Wikipediaアンズ

【杏仁】きょうにん

アンズの種子の核の中にある肉。乾燥させて、漢方薬として使う。
「あんにん」とも読む。

【杏仁豆腐】きょうにんどうふ

すりつぶした杏仁と砂糖を寒天液と混ぜ、冷やして固めたものを果汁にひたして食べる料理。中華料理のデザート。アーモンドゼリー。
「あんにんどうふ」とも読む。

【杏葉】ぎょうよう

  1. 馬具の唐鞍(からくら)の装飾具の一つ。金属・革などで作り、面繋(おもがい)胸繋(むながい)尻繋(しりがい)につける。
  2. (よろい)の付属具の一。染め革などで包んだり漆をかけたりした鉄板。古くは下級武士が、袖の代わりに胴丸の肩につけたが、鎌倉時代に、袖が完備するとともに、胸につけるようになった。
  3. 家紋の一つ。杏の葉を図案化したもの。
形が(あんず)の葉に似るところから。

【杏林】きょうりん

  1. アンズの林。
  2. 医院・医者の美称。
    廬山(ろざん)の仙人董奉(とうほう)が、人を治療しても礼金を取らず、治った者に記念としてアンズの木を植えさせたところ、数年にしてアンズの林になり、自らを董仙杏林と号したという「神仙伝」の故事から。

【銀杏】いちょう

イチョウ科の落葉高木。中国原産。花は春に新葉とともに生じ、雄花は穂状で、雌花は花柄の先端に二つ咲く。秋、黄色の種子が実る。白色の核を「ギンナン」といい、食用。ちちのき。
Wikipediaイチョウ
「公孫樹・鴨脚樹」とも書く   

【銀杏】ぎんなん

  1. イチョウの別名。
  2. イチョウの種子。食用にする。

杏】はたんきょう

  1. 「アーモンド」の別称。
  2. スモモの一品種。果実の先がとがり、たかのくちばしのようになったもの。赤く熟すと裂けて甘い。

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