【亥】 6画 (4)  準1級


[音] ガイ
[訓]

《意味》

い。十二支の第十二番。
時刻では午後十時およびその前後二時間、方角では北北西、動物ではイノシシに当てる。

【亥】

  1. 十二支の一二番目。年・日・時刻・方位などにあてる。
  2. 時刻の名。今の午後10時頃。また、午後10時から12時まで。または午後9時から11時までの間。
  3. 方角の名。北から西へ30度の方角。

【亥の子】いのこ

  1. 陰暦10月の最初の亥の日。この日の亥の刻に餅を食べ、子孫の繁栄を祈った。
  2. 陰暦10月の最初の亥の日に西日本の農村で行われる収穫祭。田の神が去る日と信じられ、子どもたちが藁束や石で地面を打って回る。亥の子の祝い。
  3. 亥の子「1.」の亥の刻に食べる祝い餅。「亥の子餅」の略。

【亥豕之譌】がいしのか

文字の書きまちがい。
「亥」と「豕」の字形が似ているので書き誤りやすいことから。
「亥豕の誤り」ともいう。
魚」「焉成馬(うえんせいば)」「魚之謬(ろぎょのあやまり)」「魚陶陰(ろぎょとういん)」「魚章草(ろぎょしょうそう)」「魚帝虎(ろぎょていこ)」「魚亥豕(ろぎょがいし)」「焉馬之誤(えんばのあやまり)」「三豕渡河(さんしとか)

魚亥豕】ろぎょがいし

文字の書きまちがい。
「亥」と「豕」の字形が似ているので書き誤りやすいことから。
「亥豕の誤り」ともいう。
魚」「焉成馬(うえんせいば)」「魚之謬(ろぎょのあやまり)」「魚陶陰(ろぎょとういん)」「魚章草(ろぎょしょうそう)」「魚帝虎(ろぎょていこ)」「亥豕之譌(がいしのか)」「焉馬之誤(えんばのあやまり)」「三豕渡河(さんしとか)

《字源》

獣の象形(上を頭に横から見た形)。
「亥」の甲骨文字。

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