【苑】 8画 (5)  準1級


[音] エン
  オン
  ウツ
[訓] その
  ふさがる
   

《意味》

  1. その。庭園。
  2. ものをよせ集めた所。集団。特に、文学者・芸術家の集まり。
  3. 心にわだかまる。むかむかするさま。「鬱」に当てた用法。

【苑地】えんち

  1. 公園や庭園になっている地域。
  2. 律令制で、宅地に付属した畑地をいう。
「園地」に書き換えられる。

【苑】その

  1. 木・花・野菜などを植えるための区切られた広い土地。
  2. ある限られた場所・世界。
「園・薗」とも書く。

【芸苑】げいえん

学芸の世界。文芸社会。書籍や文芸の多く集まっている所。
芸林(げいりん)

【紫苑】しおん

キク科の多年草。茎の先に淡紫色のキクに似た小さな花を多数開く。
根は(せん)じて、(せき)止め薬にする。
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【文苑】ぶんえん

  1. 詩歌や文章を集めたもの。文集。
  2. 文学者の仲間。文学者の世界。文壇。
文林(ぶんりん)

【類苑】るいえん

同じ種類のことがらをまとめた書物。
「故事類苑」

《字源》

声符は「夗(えん)
人が(ひざまず)いて座って(「卩」の部分)、(ひざ)(「夕」の部分)がふくよかに現れている様子。
ゆるやかに起伏するものの意がある。

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