【嘉】 14画 (11)  準1級


[音]
[訓]
よみする

《意味》

  1. よい。けっこうである。
  2. よみする。よいと認めて、ほめる。

【嘉肴】かこう

うまい、酒のさかな。うまい料理。
「佳肴」とも書く。
《嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず》かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず
  1. 聖人の立派な道も、学ばなければそのよさを知ることができない。
  2. 大人物も用いなければその器量を知ることができない。

【嘉日】かじつ

めでたい事のある日。よい日。縁起のよい日。
「佳日」とも書く。

【嘉尚】かしょう

ほめたたえること。大いにたっとぶこと。賞賛すること。
「嘉尚にあずかる」

【嘉賞】かしょう

よいとしてほめること。
「御嘉賞にあずかる」
「佳賞」とも書く。

【嘉祥】かしょう

めでたいきざし。よろこばしいしるし。
嘉瑞(かずい)」「吉兆」「瑞祥」「吉祥」

【嘉辰】かしん

めでたい日。よい日。吉辰。
「佳辰」とも書く。

【嘉辰令月】かしんれいげつ

よい日とよい月。めでたい時節。

【嘉瑞】かずい

めでたいしるし。吉兆。瑞祥。
「嘉祥」に同じ。

【嘉節】かせつ

めでたい日。祝日。
「佳節」とも書く。

【嘉禎】かてい

めでたいこと。幸い。幸せ。

【嘉納】かのう

高位の人が、献上品・進言などを快く受け入れること。
「御嘉納にあずかる」

【嘉名】かめい

  1. よい名。めでたい名。
  2. よい評判。名声。令名。

【嘉例】かれい

めでたい先例。めでたいとされるしきたり。吉例。
「毎年の嘉例」

【嘉い】よい

  1. おいしい。味がよい。
  2. めでたい。
  3. 立派。美しい。

【嘉する】よみする

神や身分の高い人などが、目下の人の行為をよしとする。すぐれている、また、りっぱであるとしてほめる。
「永年の功を嘉する」

【美酒嘉肴】びしゅかこう

おいしいごちそう。味がよい酒と結構な料理のこと。
「嘉肴」は「佳肴」とも書く。

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