【萱】 12画 (9) 準1級


[音] カン
  ケン
[訓] かや
わすれぐさ

《意味》

  1. [国訓]かや。ススキ・スゲなど、細い穂先の出るイネ科やカヤツリグサ科の植物の総称。「茆」
  2. わすれぐさ。ユリ科の多年草。

【萱】かや

チガヤ・スゲ・ススキなど、イネ科・カヤツリグサ科の植物の総称。葉が細長い。屋根を()くのに使う。
」とも書く。

【萱き】かやぶき

屋根をカヤで()くこと。また、そうした屋根。
葺き」とも書く。

【萱草】かんぞう

ユリ科の多年草。夏、オレンジ色のユリに似た花を開く。
Wikipediaワスレグサ
「けんぞう・わすれぐさ」とも読む。

【萱堂】けんどう

母の敬称。ははうえ。
昔、中国で、母は北の座敷を居間とし、その庭に萱草(わすれぐさ)を植えたことから。

【刈萱】かるかや

  1. イネ科の多年草。山野に自生。ひげ状の堅い根はたわしとする。メガルカヤ。
  2. 屋根を()くために刈り取るカヤの通称。メガルカヤ・オガルカヤ・メリケンカルカヤなど。

萱】ちがや

イネ科の多年草。
Wikipediaチガヤ
・白茅」とも書く。

椿萱並茂】ちんけんへいも

父も母もともに健在であること。
「椿」は長寿の木チャンチン(香椿)で父にたとえられ、「萱」はわすれな草で母にたとえられる。「並茂」は並んで繁茂する意。
椿庭萱堂(ちんていけんどう)

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