[音] | カン |
ケン |
[訓] | かや |
わすれぐさ |
《意味》
【萱】かや
チガヤ・スゲ・ススキなど、イネ科・カヤツリグサ科の植物の総称。葉が細長い。屋根を葺くのに使う。
「茅」とも書く。
【萱葺き】かやぶき
屋根をカヤで葺くこと。また、そうした屋根。
「茅葺き」とも書く。
【萱草】かんぞう
ユリ科の多年草。夏、オレンジ色のユリに似た花を開く。
Wikipedia「ワスレグサ」
「けんぞう・わすれぐさ」とも読む。
【萱堂】けんどう
母の敬称。ははうえ。
昔、中国で、母は北の座敷を居間とし、その庭に萱草を植えたことから。
【刈萱】かるかや
【茅萱】ちがや
イネ科の多年草。
Wikipedia「チガヤ」
「茅・白茅」とも書く。
【椿萱並茂】ちんけんへいも
父も母もともに健在であること。
「椿」は長寿の木チャンチン(香椿)で父にたとえられ、「萱」はわすれな草で母にたとえられる。「並茂」は並んで繁茂する意。
「椿庭萱堂」