【灸】 7画 (3) 準1級


[音] キュウ
[訓] やいと

《意味》

きゅう。やいと。漢方療法の一つ。

【灸】きゅう

漢方の医術の一つで、熱による刺激療法。全身に分布する灸点(きゅうてん)を選んで(もぐさ)を置き、火をつけ、皮膚を焼いて病気を治す。
「やいと」とも読む。
《灸を据える》きゅうをすえる
  1. 灸の療法を行う。
  2. 戒めとして注意を与えたり処罰したりする。

【灸師】きゅうし

灸治療を行う者。また、その免許資格。

【灸治】きゅうじ

灸を据えて治療すること。

【灸点】きゅうてん

  1. 灸を据えて効果がある人体の特定の場所。灸のつぼ。灸穴(きゅうけつ)
  2. 灸を据える部分に、墨でつける印の点。
  3. 灸を据えること。「点」は火をつける意。

【灸】やいと

(きゅう)」に同じ。
焼処(やきと)」の音便。
「きゅう・やいとう」とも読む。

【灸花】やいとばな

ヘクソカズラの別名。
アカネ科の植物の一種。花の内側が赤く、灸の据えた跡に似ることから。
wikipediaヘクソカズラ

【温灸】おんきゅう

(もぐさ)を器具に入れて火をつけ、間接に患部を熱する療法。

【鍼灸】しんきゅう

はりと、きゅう。漢方で、(はり)を打ったり、(きゅう)を据えたりする治療法。

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