13画 (11) 準1級

交換略字


[音] キン
[訓] わずかに
わず

《意味》

わずかに。ほんのすこし。

【僅僅】きんきん

数量がごく少ないさま。わずか。ほんの。
「申込者は僅僅三名に過ぎない」「僅僅五日間で竣工した」

【僅差】きんさ

わずかな差。
「僅差で負ける」

【僅少】きんしょう

わずかなようす。ほんの少し。
「僅少の差で勝つ」「残部僅少」

【僅か】わずか

  1. 数量・程度・度合・価値などのきわめて少ないこと(さま)。ほんの少し。
    「僅か三日」
  2. ようやく。かろうじて。
    「僅かに息をしている」
「纔か」とも書く。

《字体》

の部分は、漢代隷書や唐代楷書からの形で書かれていて、『五経文字』など唐代正字以外はで書かれたもの見られない。
常用漢字「勤」「謹」は唐代楷書を採用しており、表外漢字の「懃」「僅」「饉」などもそれに倣って書いても差し支えない。

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