【壕】 17画 (14) 準1級


[音] ゴウ
[訓] ほり

《意味》

ほり。城下に巡らした太いほり。また、敵を防ぐために掘ったみぞ。
「堀」

【壕舎】ごうしゃ

地下に掘った避難用の穴ぐら。

【壕】ほり

  1. 地面を掘って水を通したもの。
  2. 地面を深く掘って敵の侵入を防ぐ防御施設としたもの。必要に応じて水をたたえたりする。
    」とも書く。

【塹壕】ざんごう

  1. 陣地の周りに掘る溝。
  2. 城の周りのほり。

《字源》

声符は「豪(ごう)
「豪」は、声符「高(こう)の略形と、下部は「豕(し)あるいは「彖(たん)から成る。
「豪」は、ヤマアラシが原義。
のち、人に及ぼして豪傑などという。
「壕」は城外に掘りめぐらした堀をいう。
「豪」の篆書。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】