[音] | コン |
[訓] | つち |
ひつじさる |
《意味》
【坤軸】こんじく
昔、大地の中心をつらぬき、大地を支えていると想像された軸。地軸。
【坤徳】こんとく
「乾徳」
【坤輿】こんよ
大地。
大地が万物をのせるのを輿(車)にたとえたことば。
【坤】ひつじさる
昔の方角の名。南西。
「未申」とも書く。
【乾坤】けんこん
【乾坤一擲】けんこんいってき
運命をかけてあるものごとをすること。いちかばちかの大勝負をやってみること。
「乾坤一擲の大事業」
「乾坤」は天地、陰陽、転じてさいころの奇数偶数の目の意。「一擲」はさいころを一回だけ投げて勝負すること。
「一擲乾坤」ともいう。
「一擲千金」「一六勝負」
【乾端坤倪】けんたんこんげい
天地の果て。
「乾」「坤」は天と地のこと。「倪」は限り。天の端、地の限りの意。
【旋乾転坤】せんけんてんこん
国の政局や世の中の状況を一新すること。
「乾」「坤」は天と地のこと。天地を一回転させて元の位置に戻すという意から。
「乾を旋らし坤を転ず」が書き下し文。