【燦】 17画 (13)  準1級


[音] サン
[訓] あきらか
  あざやか
  きらめく

《意味》

あざやか。あきらか。きらめく。

【燦らか】あきらか

明るく鮮やかなさま。美しく輝くさま。

【燦めく】きらめく

きらきらと(美しく)光り輝く。
「夜空に星が燦めく」
「煌めく」とも書く。

【燦燦】さんさん

太陽の光などが、きらきらと明るく輝くさま。
「粲粲」とも書く。

【燦然】さんぜん

鮮やかに輝くさま。明らかなさま。
「燦然と輝く胸の勲章」

【燦爛】さんらん

鮮やかに輝くさま。華やかで美しいさま。きらびやかなさま。
「粲爛」とも書く。

【光輝燦然】こうきさんぜん

鮮やかに美しく輝くさま。ひときわ鮮やかに光り輝くさま。
「光輝」は光り輝くこと。「燦然」は鮮やかに輝くさま。
「光輝」は「光暉」「光熙」とも書く。

《字源》

声符は「粲(さん)
「粲」は精米で、それが白く輝くことから、きらびやかに輝くことをいう。
「燦」「粲」の初文。
「粲」の声符は(ざん)
(ざん)は、残骸の上半身(がつ)を手(又)に持つ形。
残骸は鳥獣のもので、その肉を裂き取った形。
骨の、色の抜けた白さもいい、「粲」とはしらげた米、精米をいう。
食卓に上ると「餐」となる。

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