【悉】 11画 (7) 準1級


[音] シツ
[訓] つく
ことごと
つぶさ

《意味》

  1. ことごとく。細かいところまですべて。全部。「悉皆」「尽」
  2. つくす。すみに至るまで出しつくす。
  3. つまびらかにする。細かいすみずみまで知りつくす。「知悉」「詳悉」「審」
  4. 梵語(ぼんご)「シツ」の音訳字。「悉雲」

【悉く】ことごとく

〔そこにあるものの〕全部。一つ残らず。すべて。
「尽く」とも書く。

【悉皆】しっかい

すべて。ことごとく。残らず。
「悉皆調査を行う」

【悉皆成仏】しっかいじょうぶつ

生きとし生ける一切の有情(うじょう)のものが、すべて成仏すること。

【悉心】しっしん

細かいところまで心を使う。努力しつくす。

【悉達・悉多・悉陀】しった

「悉達多」

【悉達多】しったるた

釈迦(しゃか)が出家する前の名前。

【悉曇】しったん

  1. 物事を完全に成し遂げる。成就。吉祥(きっしょう)
  2. 梵字(ぼんじ)、あるいは梵語(ぼんご)
  3. 梵語(ぼんご)の字母・音声に関する事がら。梵字(ぼんじ)の書法・発音・字義を研究する学問。

【悉に】つぶさに

  1. 細かく詳しいようす。つまびらかに。
    「事件の経過を悉に語る」
  2. ことごとく。もれなく。「悉に辛苦を()める」
「具に」「備に」とも書く。

【委悉】いしつ

こまごまと詳しいこと。
「委細」「委備」

【耶悉茗】ジャスミン

モクセイ科ソケイ属の植物の総称。観賞用に植え、また花から香油をとる。
また、その花からとった香油の名。
Wikipediaジャスミン
「素馨」とも書く。

【詳悉】しょうしつ

  1. 詳しく調べて見極めること。細かいところまで詳しいこと。
  2. 細かいところまでよくわかった。
    手紙に用いることば。

【知悉】ちしつ

細かい点までくわしく知っていること。知りつくしていること。
精通。熟知。

【不悉】ふしつ

不一(ふいつ)

《字源》

「釆(べん)+心」
「釆」は獣の(つめ)で、獣の掌を示す「田」の形を加えたものが「番(膰)
「心」は心臓の象形。
「悉」は獣の爪で心臓を引き抜く形。

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