【夙】 6画 (3) 準1級


[音] シュク
[訓] つと
はや
まだき

《意味》

  1. つとに。朝はやく。「夙夜」
  2. つとに。昔から。はやくから。以前からの。(まだ)き。「夙成」「宿」
  3. つつしむ。つつしんで仕事をする。「粛」

【夙怨】しゅくえん

以前から持っていた恨み。
「宿怨」

【夙興夜寐】しゅくこうやび

朝ははやくおき、夜はおそく寝る。日夜、政務に励むこと。
夙興夜寝(しゅくこうやしん)」「披星(ひせいたいげつ)
寝晏起(そうしんあんき)

【夙志】しゅくし

早くから持っていた志。長年の望み。
「宿志」

【夙成】しゅくせい

若いうちに学業などができあがること。他より早くおとなびること。早熟。早成。
「晩成」

【夙昔】しゅくせき

昔から。また、以前から。
「宿昔」

【夙夜】しゅくや

  1. 朝早くから夜遅くまで。一日中。また、あけくれ。
    「夙夜、勉学に励む」
  2. 朝から晩まで同じように過ごすこと。常に。
    「夙夜、不眠に悩まされる」

【夙夜夢寐】しゅくやむび

朝早くから夜遅くまで。また、寝ても覚めても、一日中絶えず。
「夢寐」は寝て夢を見ること。眠っている間の意。
夙夜夢寤(しゅくやむご)

【夙起】しゅくき

朝、早く起きること。早起き。
「しゅっき」とも読む。
「夙興」「晨起(しんき)

【夙に】つとに

  1. 朝早く。
    「夙に起き出す」
  2. ずっと前から。早くから。
    「その方法は夙に知られている」
  3. 幼い時から。
    「夙に学問を志す」

【夙い】はやい

時間が早い。朝早い。
「年をとると朝が夙くなる」

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】