同字【】
[音] | ショウ |
[訓] | みはり |
《意味》
見張り番。ものみ。見張りをする。
【哨戒】しょうかい
敵の攻撃や、変わった出来事に備えて見張りをすること。
「敵の哨戒機が打ち落とされた」
【哨舎】しょうしゃ
歩哨が詰める小屋。見張り小屋。
【哨兵】しょうへい
見張りの兵。歩哨。番兵。
【哨吶】チャルメラ
チャルメラ。木管楽器の一。表に七つ穴があるリード楽器で、下部のラッパ状開口部のみが銅製。屋台のラーメン屋の客寄せや、歌舞伎の下座で用いられる。
ポルトガル語の「charamela」から。「太平簫」とも書く。
【哨】みはり
物見。また、その詰め所。
「見張り」とも書く。
【前哨】ぜんしょう
敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
【前哨戦】ぜんしょうせん
【歩哨】ほしょう
兵営・陣地などの要所に立って見張りをする役。また、その兵。見張り兵。
【立哨】りっしょう
歩哨などが、その位置を動かずに監視・警戒にあたること。
《字体》
「肖」の部分は、唐代楷書から「」の形で書くのが主流で、運筆の面からも自然である。
「肖」に従う常用漢字「肖」「消」「宵」「削」「硝」などはそれに準じる。
「哨」も「」と書いて差し支えない。