[音] | ソウ |
[訓] | あお |
あおい | |
しげる | |
ふるびる | |
あわただしい |
《意味》
【蒼い】あおい
【蒼褪める】あおざめる
顔色が血の気を失う。
【蒼鷹】おおたか
タカ科の鳥。背面は灰黒色、腹面は白地に細い黒色の横帯がある。
Wikipedia「オオタカ」
「大鷹」とも書く。
「そうよう」と読めば別の意になる。
【蒼朮】おけら
キク科の多年草。若苗を食用にする。根茎を干したものを利尿・健胃薬とし、正月の屠蘇にも入れる。邪気を祓う力があるとされた。ウケラ。
Wikipedia「オケラ」
「朮」とも書く。
【蒼海】そうかい
あおあおとした海。あおうなばら。
「滄海」とも書く。
【蒼穹】そうきゅう
青空。大空。
「蒼天」「蒼空」
【蒼古・蒼枯】そうこ
古びていて深みがあるさま。
【蒼惶】そうこう
落ち着かないさま。あわてるさま。
「蒼惶として立ち去る」
「倉皇」に書き換えられる。
【蒼生】そうせい
多くの人々。庶民。国民。
「蒼氓」
人民を青々と一面に生い茂っている草にたとえた語。
【蒼然】そうぜん
【蒼蒼】そうそう
空・海などが青いさま。草木が茂っているさま。青々としているようす。
【蒼天】そうてん
【蒼白】そうはく
顔色が青白いこと。血の気がなくあおざめていること。
「顔面蒼白になる」
【蒼氓】そうぼう
人民。国民。
「蒼生」
【蒼茫】そうぼう
どこまでも青々と広がっているようす。
「蒼茫たる琵琶湖」
【蒼蠅】そうよう
【蒼蠅驥尾に付して千里を致す】そうようきびにふしてせんりをいたす
凡人が賢人のおかげで功績をあげることのたとえ。
青蠅が駿馬のしっぽにとまって千里も遠くへ行く意。
四字熟語で「蒼蠅驥尾」とも。
【蒼鷹】そうよう
「おおたか」と読めば別の意になる。
【鬱蒼】うっそう
草や木がこんもりと茂るさま。
「鬱蒼とした森に迷い込む」
【古色蒼然】こしょくそうぜん
いかにも古びていて、色つやなどにくすんだ趣のあるようす。
古めかしいようす。ひどく古びたさま。
「古色蒼然たる館」
【暮色蒼然】ぼしょくそうぜん
夕暮れ時の薄暗いさま。
「蒼然暮色」ともいう。
【霖雨蒼生】りんうそうせい
多くの人々に恵みを与えること。また、民を苦しみから救う人のこと。
「霖雨」は数日続く長雨。「蒼生」は草が育つことで、転じて民衆のこと。