【汰】 7画 氵(4) 準1級
《意味》
- 強い勢いでたっぷりと水を流す。すすぐ。
- にごる。
- おごる。ほこる。分を越えて贅沢する。「奢汰」
【汰げる】よなげる
- 米を水に入れて、ゆすってとぐ。
- 細かい物を水中でふるい分ける。
- より分けて悪い物を捨てる。淘汰する。
「淘げる」「沙げる」とも書く。
【沙汰】さた
- 事の是非・善悪などを論じ定めること、またそれに従って処理すること。しかるべく処置すること。また、訴訟。
「追って沙汰する」「地獄の沙汰も金次第」
- 話題や問題として取り上げるような事柄・行為・しわざ。また、世間の注目をあびるような事件。接尾語的にも使う。「刃傷沙汰」
- 知らせ。たより。消息。「音沙汰」「ご無沙汰しています」
- 評判。うわさ。「世間の沙汰」「取(り)沙汰される」
【自然淘汰】しぜんとうた
- 生物のうち、外界に適応するものは栄え、適応しないものは子孫を残さずにほろびるということ。自然選択。
- 時代の流れについてゆけないものが、ひとりでにほろびること。
【奢汰】しゃた
おごること。ぜいたくなこと。
【人為淘汰】じんいとうた
動植物のうちで、ある目的に最もかなった個体を選び、それを親とした交配を繰り返して品種を改良すること。人為選択。
「自然淘汰」
【淘汰】とうた
- より分けて不用・不適なものをとり除くこと。
- 生物のうち、環境や条件に適応できないものが滅び、適応するものだけが残ること。
「自然淘汰」
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