【筑】 12画 (6) 準1級


[音] チク
  ツク
[訓]  
   

《意味》

  1. 楽器の一種。形は琴に似ていて、左手で首をおさえ、右手で竹を持ち、たたいて鳴らす。
  2. [国訓]「筑紫(つくし)」の略。

【筑後】ちくご

旧国名の一つ。今の福岡県南部にあたる。
「筑州」は「筑前の国」「筑後の国」の総称。

【筑前】ちくぜん

旧国名の一つ。今の福岡県北部にあたる。
「筑州」は「筑前の国」「筑後の国」の総称。

【筑紫】つくし

九州の古称。
また、特に九州北部の筑前(ちくぜん)筑後(ちくご)の古称。

【筑波】つくば

  1. 茨城県南西部の郡名。
  2. 茨城県中南部、筑波山の南にある市。
  3. 「筑波山」の略。

《字源》

「竹+(きょう)
(きょう)「工(けき)
「工」は工具。
は手で強く持ち、高く掲げる形。
は工具を持つ形なので、「筑」はおそらく「築」の初文と思われる。
の甲骨文字。

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