【喋】 12画 (9) 準1級


[音] チョウ
[訓] しゃべ

《意味》

  1. ペらペらとしゃべる。
  2. ふむ。あるく。「蹀・踏」に当てた用法。
  3. すする。血をすする。

【喋る】しゃべる

物を言う。特に、口数多くものを言う。
「よく喋るやつだ」

【喋血】ちょうけつ 

血を踏む。戦争で血が一面に流れ、それを踏んで、足の裏についた血が地面にぺたぺたとくっつくさま。

【喋喋】ちょうちょう 

口数多く、しきりにしゃべるようす。
「しきりのその内容を喋喋した」
「喋喋と井戸端会議にふける」

【喋喋喃喃】ちょうちょうなんなん 

仲のよい男女が、小声で楽しそうにしきりに語り合うようす。
「喃喃喋喋」ともいう。

【喋盟】ちょうめい

血をすすって誓う。血盟。
牛などの犠牲の血や自身(ひじなど)を傷つけて出血させそれを(すす)って、同盟の誓いを立てた。

《字源》

声符は「枼(よう)
「枼」「世+木」
「世」は草木の枝葉が分かれて、新芽が出ている形。金文に「世」「枼」と書いてるものがある。
「枼」に木の葉の意があり、木の葉のようにひらひらするものをいう。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】