【牒】 13画 片(9) 準1級
《意味》
- ふだ。書き付け。文書を記した木の札。
- 公文書。
「丁」に書き換えられるものがある。
【牒状】ちょうじょう
- まわしぶみ。回状。
- 訴訟の内容を書いた書状。訴状。告発文。
【牒】ふだ
文書を記した薄い木の札。
【最後通牒】さいごつうちょう
- 外交交渉で、平和的解決のための話し合いを打ち切り、自国の最後の要求を相手国に示し、それが認められない場合は実力行使や自由行動をとる旨を述べた外交文書。
- 交渉している相手に示す最後の要求・通告。
【通牒】つうちょう
- 書面で知らせること。また、その書面
- 決定事項などを上から下へ告げ知らせること。特に、上級官庁が所管の機関・職員などに命令・通知などを出すこと。また、その命令・通知(の文書)。
「通達」
- 国際法上、国家の一方的意思表示を文書をもって相手国に知らせること。また、その文書。「最後通牒」
【符牒】ふちょう
- 意味をもたせた文字や図形。記号。符号。
「荷物に符牒を付けておく」
- 仲間だけに通用する言葉や印。合言葉。隠語。
「符牒を使う」
- 商店が商品に付ける、その店の印や値段を示す印。
「符帳」とも書く。
「符丁」に書き換えられる。
《字源》
声符は「枼(よう)」。
「枼」は「世+木」。
「世」は草木の枝葉が分かれて、新芽が出ている形。金文に「世」を「枼」と書いてるものがある。
「枼」に木の葉の意があり、木の葉のようにひらひらするものをいう。
【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】