【諜】 16画 (9) 準1級


[音] チョウ
[訓] うかが
  さぐ
  しめ
  ふだ

《意味》

  1. まわしもの。しのび。間者。スパイ。
  2. うかがう。敵のようすをさぐる。スパイをする。
  3. 口数が多くて、よくしゃべる。口の軽いさま。「喋」
  4. ふだ(札)。また、ふだに書く。記録。「牒」

【諜者】ちょうしゃ

敵方の中や近くに忍び込んで、その様子や秘密を探り出し味方に通報する者。スパイ。
間者(かんじゃ)」「間諜(かんちょう)

【諜報】ちょうほう

相手の様子を探って知らせること。また、その知らせ。

【間諜】かんちょう

ひそかに敵のようすを探り、味方に通報する者。間者。スパイ。

【防諜】ぼうちょう

敵のスパイ工作を防ぎ、情報などが漏れないようにすること。

《字源》

声符は「枼(よう)
「枼」「世+木」
「世」は草木の枝葉が分かれて、新芽が出ている形。金文に「世」「枼」と書いてるものがある。
「枼」に木の葉の意があり、木の葉のようにひらひらするものをいう。

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