【綴】 14画 (8) 準1級


[音] テイ
  テツ
[訓] つづ
  じる
  あつめる

《意味》

  1. つづる。つづり。つなぎあわせる。
  2. 詩や文章を作る。
  3. つくろう。
  4. とじる。縫い合わせる。
  5. とどめる。やめる。

【綴る】つづる

  1. つなぎ合わせる。つなぎ合わせて一続きのものにする。
    (ほころ)びを綴る」
  2. ことばを連ねて詩歌・文章を作る。
    「手紙を綴る」
  3. アルファベットを連ねて単語を書く。

【綴字】ていじ

表音文字を組み合わせて言語の音韻を書き表すこと。また、その書き表した文字。つづり字。
「てつじ」とも読む。

【綴文】ていぶん

文章をつづること。また、つづった文章。作文。
「てつぶん」とも読む。

【綴じ代】とじしろ

とじるために少し残しておく、紙の端の部分。

【綴じる】とじる

  1. 一つにつづり合わせる。縫いつける。
    「半紙を綴じて本にする」
  2. 料理で、卵汁・溶いた(くず)などで具をまとめる。

【点綴】てんてい

点を打ったように、ものがほどよく散らばっていて全体が調和していること。
また、ものをほどよく散らばらせてそれをつづり合わせ、全体を調和させること。
「てんてつ」とも読む。

【卵綴じ】たまごとじ

  1. 汁の多い煮物に溶き卵を流し、半熟状態の卵が具をふっくらと包み込むように仕上げた料理。
  2. そば・うどんの種物の一つ。かけそば・かけうどんの上に溶き卵を流し込んで半熟状態にしたもの。
「玉子綴じ」とも書く。

【袋綴じ】ふくろとじ

製本の方法の一つ。紙の文字面を外にして一枚ずつ二つ折りとし、幾枚かを重ねて折り目と反対側を糸でとじたもの。

《字源》

声符は「叕(てい)
「叕」は糸をつづり合わせる形で、「綴」の初文。
「綴」の篆書。

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