【淘】 11画 (8) 準1級


[音] トウ
[訓] よなげる

《意味》

とぐ。よなげる。たらいやおけに水を入れ、かきまわして米をとぐ。水洗いしてすくうようによりわける。

【淘とうた

  1. より分けて不用・不適なものをとり除くこと。
  2. 生物のうち、環境や条件に適応できないものが滅び、適応するものだけが残ること。
    「自然淘汰」

【淘金】ゆりがね

砂金の混じっている土砂を、水中でゆり動かして砂金だけを選びとること、またその砂金。

【淘げる】よなげる

  1. 米を水に入れて、ゆすってとぐ。
  2. 細かい物を水中でふるい分ける。
  3. より分けて悪い物を捨てる。淘汰する。
げる」「げる」とも書く。

【自然淘しぜんとうた

  1. 生物のうち、外界に適応するものは栄え、適応しないものは子孫を残さずにほろびるということ。自然選択。
  2. 時代の流れについてゆけないものが、ひとりでにほろびること。

【人為淘じんいとうた

動植物のうちで、ある目的に最もかなった個体を選び、それを親とした交配を繰り返して品種を改良すること。人為選択。
「自然淘

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