【禿】 7画 禾(2) 準1級
[音] | トク |
[訓] | はげ |
はげる | |
ちびる | |
かむろ |
《意味》
【禿】かむろ
「かぶろ」の転。
【禿びる】ちびる
先がすりへる。すり切れて小さくなる。
「鉛筆が禿びてきた」
【禿頭】とくとう
はげて髪の毛がなくなった頭。はげ頭。
「光頭」
【禿頭病】とくとうびょう
頭髪が次第に抜け落ちてはげになる病気。脱毛症。
【禿筆】とくひつ
《禿筆を呵す》とくひつをかす
ちびた筆に息を吹きかけ暖めつつ書く。自分の文章を謙遜していう。
【禿頭病】とくとうびょう
頭髪が次第に抜け落ちてはげになる病気。脱毛症。
【禿鷹】はげたか
コンドル類・ハゲワシ類の通称。
【禿げる】はげる
【禿鷲】はげわし
タカ科の一群の鳥。多くは頭部に羽毛がなく裸出している。
ユーラシア・アフリカ大陸の温・熱帯地方に分布。ハゲタカ。
Wikipedia「ハゲワシ」
【愚禿】ぐとく
《字源》
「禾」の実が落ちたあとの形。
花のある形は「秀」、実のある形は「穆(ぼく)」。
「穆」の卜文・金文の字形から実の部分を取ると、「秀」の形となる。
「禿」の本来の意味は「禾の実がないもの」だが、人に及ぼして禿髪の意とする。