【賑】 14画 貝(7) 準1級
[音] | シン |
[訓] | ほどこす |
にぎわう | |
にぎやか |
《意味》
【賑給】
【賑恤】しんじゅつ
貧困者・罹災者などに金品をほどこすこと。
「振恤」とも書く。
【賑賑しい】にぎにぎしい
たいそうにぎやかであるさま。さかんである。にぎわしい。
【賑やか】にぎやか
【賑わう】にぎわう
【殷賑】いんしん
盛んでにぎやかなこと。
「殷賑地帯」「殷賑産業」「殷賑を極める」
「繁華」
《字源》
「賑(/*tjɯnʔ//*tjɯns/ZZ)」の声符は「辰(しん)(/*[d]ər/BS、/*djɯn/ZZ)」。
「辰」は斤(おの)や钁(くわ)の類の草木を刈る農具の象形。
「辰」はまぐりを表す「蜃」の初文で、貝殻を用いて農具とした。
:「辰」の甲骨文字。
「農」の初文(甲骨文字)が「林」(艸のバージョンもある)と「辰」と手を表す「又」から構成されており、手で「辰」を持って草木を除く形であることから「辰」が農具であるとされる。