【濡】 17画 氵(14) 準1級
[音] | ジュ |
[訓] | うるおう |
ぬれる | |
とどこおる | |
こらえる |
《意味》
【濡染】じゅせん
【濡滞】じゅたい
とどこおること。
「遅滞」
【濡れ衣】ぬれぎぬ
【濡れ事】ぬれごと
【濡れそぼつ】ぬれそぼつ
ぬれて、びしょびしょになる。
「そぼつ」もぬれる意。
【濡れ手で粟】ぬれてであわ
苦労しないで利益を得ることのたとえ。
「濡れ手に粟」ともいう。
【濡れ鼠】ぬれねずみ
衣服を着たまま、全身水に濡れた状態。
「突然の雨で濡れ鼠になる」
【濡れ羽色】ぬればいろ
水にぬれたからすの羽のように、黒くてつやつやした色。
【濡れる】ぬれる
《字源》
声符は「需(じゅ)」。「需」は「雨+而(じ)」。
「而」は髪を切って結っていない人の正面形。
雨乞いをするときの巫女の姿で、「需」とは雨を需(もと)め、需(ま)つことを示す字。