【撚】 15画 (12) 準1級


[音] デン
  ネン
[訓] ひね
 

《意味》

  1. ねじる。ひねる。よる。」「
  2. より。こより。

【撚糸】ねんし

糸によりをかけること。また、よりをかけた糸。
「よりいと」とも読む。

【撚る】ひねる

  1. 物を指先などでねじる。
  2. 体の一部をねじり回す。「足を撚った」
  3. 簡単に負かす。「一撚りされた」
  4. 趣向をこらすため、工夫してわざと変わったことをする。「撚った問題」
  5. 歌・俳句などをつくる。
  6. よい工夫をするため、頭をしぼる。考えをめぐらす。
    「頭を撚る」などの形で用いる。
る・る」とも書く。

【撚り】より

細く長い物をねじって、からみ合わせること。また、からみ合わせた物。
「撚りを戻す」「腕に撚りを掛ける」
「縒り」とも書く。

【撚る】よる

細いものをねじり曲げる。また、ねじって互いにからみ合わせる。
「縒る」とも書く。

【紙撚】こより

和紙などを細長く切り、よって細い(ひも)のようにしたもの。ものを()じたり束ねたりするのに使う。かんぜより。かんじんより。こうより。
「紙・紙」とも書く。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】