【巴】 4画 (1)  準1級


[音]
[訓] うずまき
ともえ

《意味》

ともえ。もと、射手のひじにつけた(とも)(皮)に描いた絵模様のこと。

【巴】ともえ

  1. 水の渦巻くような形・模様。
  2. ものが円状にめぐり巻くさま。「決勝戦は三つ巴になった」
  3. 家紋の一つ。(1.)を図案化したもの。その数によって、一つ巴・二つ巴・三つ巴などという。巻き方の方向によって右巴・左巴がある。
鞆絵(ともえ)(弓を射る時に使う鞆の形に描いた模様)の意。

【巴投げ】ともえなげ

柔道の技の名。自分の体を後ろに倒しつつ、相手の体を片方の足で支えながら回転させ、自分の後方に投げ飛ばす捨て身技。

【巴基斯担】パキスタン

正称、パキスタン-イスラム共和国。インド半島の北西部、インダス川流域を占めるイスラム共和国。大部分は乾燥気候地域で、小麦・綿花・米を多く産出。
Wikipediaパキスタン

【巴格達都】バグダッド

イラク共和国の首都。チグリス川中流に臨む。
Wikipediaバグダード

【巴豆】はず

トウダイグサ科の常緑小高木。東アジアの熱帯に分布。種子は猛毒のある油を多く含む。

【巴斯パスカル

フランスの思想家・数学者・物理学者(1623~1662)。「人間は考えるである」という『パンセ』の中の言葉で知られる。
Wikipediaブレーズ・パスカル
」(口+葛)は漢検配当外の漢字。

【巴ばたん

オウム目オウム科のコバタン・キバタン・オオバタンらの鳥。飼い鳥として人気のある種が多いが、原産地では絶滅が危惧される種もある。

【巴はたんきょう

  1. 「アーモンド」の別称。
  2. スモモの一品種。果実の先がとがり、たかのくちばしのようになったもの。赤く熟すと裂けて甘い。

【巴調】はちょう

  1. 俗謡・俗曲。
    中国、巴(現在の四川省)の地方の歌の調子の意。
  2. 自作の詩歌の謙称語。

【巴哈】バッハ

ドイツの作曲家(1685~1750)。五十余人の音楽家を輩出したバッハ一族のなかで、大バッハと呼ばれる。バロック音楽を総合し、のちの古典派を暗示する一面ももつ、音楽史上最大の作曲家の一人。
Wikipediaヨハン・ゼバスティアン・バッハ

【巴布】パップ

麦・亜麻仁(あまに)・薬草などの粉をといて糊状にし、紙や布につけて患部の皮膚にはりつけて治療すること。ハップ。
「パップ」はオランダ語。

【巴奈馬】パナマ

北アメリカ大陸の南端、パナマ地峡部を占める共和国。国土はパナマ運河地帯によって東西に二分されている。
Wikipediaパナマ

【巴波那】ハバナ

キューバ共和国の首都。メキシコ湾に面する港湾都市。
Wikipediaハバナ

【巴拉パラグアイ

正称、パラグアイ共和国。南アメリカ中央部、パラグアイ川の流域を占める内陸国。
Wikipediaパラグアイ

【巴里】パリ

フランス共和国の首都。シテ島を中心にセーヌ川中流の両岸に発達。
Wikipediaパリ

【巴幹】バルカン

ヨーロッパ南東部、バルカン半島一帯をいう。
Wikipediaバルカン半島

【巴札克】バルザック

フランスの小説家。一九世紀前半のフランス社会を活写し、リアリズム文学の頂点を示した。
Wikipediaオノレ・ド・バルザック

【巴勒斯旦】パレスチナ

西アジア、地中海東岸一帯の地域。明確な範囲の限定はできないが、第一次大戦後にイギリスの委任統治領パレスチナとなった、ヨルダン川と死海を結ぶ線の西側の地域をいうことが多い。第二次大戦後、国連がユダヤ人・アラブ人両国家に分割することを決議したがアラブ人が拒否、1948年にユダヤ人がイスラエルを建国。
Wikipediaパレスチナ

【三つ巴】みつどもえ 

  1. 三つのともえの模様が組み合わさって円になっている形・紋。
  2. 三者が互いに対立してからみ合っていること。三つのものが入り乱れていること。
    「三つ巴の乱戦となる」

巴】りんぱ

リンパ。リンパ管系を流れる無色あるいは淡黄色の透明な液体。組織液がリンパ管に入ったもので、細胞成分としてリンパ球を含む。リンパ液。
「淋巴節」「淋巴(せん)
Wikipediaリンパ節

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