【罵】 15画 (10) 準1級


[音]
[訓] ののし

《意味》

ののしる。口汚く悪口を言う。

【罵る】ののしる

  1. 大声をあげて騒ぐ。どなる。
  2. 大声で非難する。しかる。また、非難の気持ちをこめて悪口を言う。

【罵言】ばげん

ののしる言葉。ひどい悪口。
「罵言を浴びせる」

【罵声】ばせい

大声でののしる声。どなりつける声。
「罵声を浴びせる」

【罵倒】ばとう

激しい言葉を使って、ひどくののしること。
「相手を罵倒する」

【罵ばり

口汚くののしること。また、その言葉。

【罵謗】ばりざんぼう

ありとあらゆる悪口を言うこと。また、そのことば。
「罵詈」は口汚くののしること。「讒謗」はそしること。
悪口雑言(あっこうぞうごん)」「罵詈雑言(ばりぞうごん)
「讒謗罵詈」ともいう。

【罵雑言】ばりぞうごん

ありとあらゆる口ぎたない、ののしりの言葉。
「罵詈」は口ぎたなくののしること。「雑言」はいろいろな悪口や、でたらめな言いがかり。
悪口雑言(あっこうぞうごん)」「罵詈(ばりざんぼう)

【悪罵】あくば

下品な言葉で人をののしること。また、その言葉。ひどい悪口。

【詬罵】こうば

ののしり、はずかしめること。
罵倒(ばとう)

【嘲罵】ちょうば

軽蔑(けいべつ)して口ぎたなく悪口をいうこと。あざけりののしること。

【痛罵】つうば

激しくののしること。ひどく非難すること。

【慢罵】まんば

あなどりののしること。
「慢罵されるに任せる」

【漫罵】まんば

はっきりした理由もなく、むやみに相手をののしること。
衆人環視(しゅうじんかんし)の中で漫罵される」

【面罵】めんば

面と向かって相手をののしること。
「厳しく面罵する」

【冷嘲熱罵】れいちょうねつば

冷ややかにあざけって、盛んになじり非難すること。
「嘲」はあざける、「罵」はののしる意。

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