【粕】 11画 (5) 準1級


[音] ハク
[訓] かす

《意味》

かす。かもした酒をしぼってこしたあとに残るかす。

【粕】かす

酒の(もろみ)を濾して液汁を取ったあとに残ったもの。酒かす。
」とも書く。

【粕汁】かすじる

水に酒かすを加え、実に塩鮭や塩ぶりなどを使った味噌汁(みそしる)
汁」とも書く。

【粕漬け】かすづけ

酒粕を調味した床に、肉・魚・野菜などを漬けた物。
漬け」とも書く。

粕】そうはく

  1. 酒のかす。
  2. よいところを取り去った残りのたとえ。不用物。
    「古人の糟粕を()める」

《字源》

声符は「白(はく)
「白」は頭骨の象形で、精を失ったものの意がある。

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