【肇】 14画 (8)  準1級

基本字 14画 (8) 1級


[音] チョウ
[訓] はじめる
はじ

《意味》

はじめる。はじめて。おこす。

【肇国】ちょうこく

新しく国をつくること。国をはじめること。建国。

【肇造】ちょうぞう

国などを初めてつくること。創造。
「国家を肇造する」

【肇める】はじめる

初めてする。はじまる。

《字源》

「戸+(いつ)+(ぼく)
「戸」は神棚の戸。
「聿」は書。
神棚の戸を開いて中の祝詞の書を見ることを「啓」という。
「肇」はそれによって事を始める意。
「肇」の金文。「攴」の代わりに「戈」に作る字体もある。

《字体》

のように「戈」に作る字体が初唐標準字体。
現在の手書きの楷書ではと書くのがよい。
:康煕字典の形。
:伝統的な楷書の形。
:伝統的な楷書の形。

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