【蕗】 16画 (13)  準1級


[音]
[訓] ふき

《意味》

  1. [国訓]ふき。キク科の多年草。
  2. 甘草。マメ科の多年草。

【蕗】ふき

キク科の多年草。
地下茎から「(ふき)(とう)」と呼ばれる花の穂を出す。葉柄などを食用にする。
Wikipediaフキ
「苳・款冬・菜蕗」

【蕗のふきのとう

フキの若い花茎。早春、地下茎から出る。花が開かない前のつぼみを()え物などの食用にする。ほろ苦く、独特の香味がある。

羅蕗】きゃらぶき

フキの葉柄をかわかし、皮をむいて醬油でったり、煮たりして作る、伽羅色(黒に近い茶色)の食べもの。

【石蕗】つわぶき

キク科の多年草。
葉は円形で大きく、フキに似ているが、厚くてつやがある。観賞用に栽培。葉柄は食用になる。つわ。
Wikipediaツワブキ

《字源》

声符は「路(ろ)
「路」の声符は「各(かく)「賂」と同じ声がある。
「各」「夂(ち)+(さい)「夂」は下降する足の形で、「口()」は祝詞を入れるための箱。つまり「各」は祈りに応えた神が降りてくる形。
一人が降りてくるのを「各」、たくさんの神が降りてくるのが「皆」なので、「各」に各自の意がある。
「路」は神が降りてくる道。
「各」の甲骨文字。

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