【悶】 12画 (8) 準1級


[音] モン
[訓] もだえる

《意味》

もだえる。思い悩む。もだえ苦しむ。

【悶える】もだえる

  1. はげしく悩み苦しむ。「恋に悶える」
  2. 苦痛・快感のあまり体をねじり動かす。苦しくてもがく。「悶え死ぬ」

【悶死】もんし 

もだえ苦しみながら死ぬこと。もだえ死に。

【悶絶】もんぜつ

もだえ苦しんで気を失うこと。

【悶絶地】もんぜつびゃくじ 

耐えられないほどにひどい苦痛のたとえ。もだえ苦しみ地面を転げ回ること。
「躄地」は地面をはいずり回る意。

【悶着・悶著】もんちゃく 

互いの意見や気持ちが合わないために物事がもつれてもめること。争いが起こること。また、その争い。もめごと。ごたごた。
「捫着・捫著」とも書く。「もんじゃく」とも読む。

【悶悶】もんもん

心が晴れず悩み苦しんでもだえるようす。
「恋が叶わず悶悶とする」

【苦悶】くもん

体や心の痛みに苦しみもだえること。また、体や心が感じる苦しみ。

【愁悶】しゅうもん 

うれえ、もだえること。

【煩悶】はんもん

あれこれと悩み苦しむこと。もだえ苦しむこと。
「日夜煩悶する」

【憂悶】ゆうもん

心配し、なやむこと。うれえ、もだえること。
「憂悶の情に駆られる」

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