【也】 3画 (2)  準1級


[音]
[訓] なり
また

《意味》

  1. なり。~である。断定の助字。
  2. ~や。~か。~かな。感嘆・疑問・反語の助字。
  3. また。中世以後「~もまた(亦)」の意をあらわす副詞に当てるようになった。古代語の「亦」に当たる。


【可也】かなり

非常にというほどではないが、普通の程度を大分超えているさま。相当。
「可也うまくいった」「可也の損害」「可也な金額にのぼる」
「可成り」とも書く。

《字源》

「匜(い)とよばれる水器の形で、「匜」の初文(元の字)。
「也」はその意を失い、終助詞に使われるようになった。
:左から「也」の金文・篆書。

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