13画 (9) 準1級

同字


[音] ユウ
[訓] はか
はかりごと
みち

《意味》

  1. はかる。はかりごと。考えを引き出す。また、そのこと。
  2. 長くのびる道。

【猷る】はかる

  1. 工夫して計略をめぐらす。企てる。
  2. いつわる。

【猷念】ゆうねん

考えたくらむ。思いめぐらす。

【遠猷】えんゆう

遠い将来まで考えた計画。遠謀。
「深謀遠猷」

【嘉猷】かゆう

よいはかりごと。国を治めるための優れた計画のこと。
嘉謨(かぼ)嘉謀(かぼう)嘉算(かさん)

【聖猷】せいゆう

天子のはかりごと。
皇猷(こうゆう)

【帝猷】ていゆう

帝王が国を治めるためのはかりごと。また、その根本規則。
帝謨(ていぼ)

【謨猷籌画】ぼゆうちゅうかく

相談したり議論したりして、はかりごとをめぐらすこと。

《字源》

「酋(しゅう)+犬」
「酋」は神に供える酒。「犬」は犬の犠牲。これを神に捧げてはかりごとをする。

《字体》

「酋」の部分はのように書くのが初唐標準字体で、も多い。
「酉」の部分をのように書くのが初唐標準字体。
「酉」を含む、「配」「酒」「醫(医)」「尊」「猶」なども同様。
現在はと書くのが一般的。

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