【璃】 15画 王(11) 準1級
[音] | リ |
[訓] |
《意味》
宝玉の「瑠璃」「玻璃」に用いられる字。
【浄玻璃】じょうはり
【浄瑠璃】じょうるり
【玻璃】はり
【瑠璃】るり
《瑠璃は脆し》るりはもろし
美しいものや優れたものは、傷つきやすいということのたとえ。
《瑠璃も玻璃も照らせば光る》るりもはりもてらせばひかる
優秀な人物は、どこにいても目立つことのたとえ。
また、よい素質や才能を持っている人は、機会を与えられれば努力して真価を発揮するようになるということ。
「玻璃」は水晶のことで、瑠璃も玻璃も質は違うが光を当てればともに美しく輝く意から。
【瑠璃色】るりいろ
紫がかった美しい青色。
CMYK:97、74、0、0 RGB:22、62、134
【瑠璃鳥】るりちょう
オオルリ・コルリ・ルリビタキの俗称。特にオオルリの称。
Wikipedia「オオルリ」
【瑠璃鶲】るりびたき
ツグミ科の小鳥。全長約14センチメートル。雄は背面が美しい瑠璃色、脇はオレンジ色で腹面は白。鳴き声も美しい。
Wikipedia「ルリビタキ」
《字源》
声符は「离(り)」。
「离」は冠飾をもつ獣の形で、「螭(みずち)」の初文。
下部の「禸」は大小の爬虫類が相交わる形で、とぐろを巻くみずちの形に近い。