【亮】 9画 (7)  準1級


[音] リョウ
[訓] あきらか
すけ

《意味》

  1. あきらか。けがれがなくて明るい。はっきりしている。
  2. すけ。律令制の四等官で、職・坊の第二位。

【亮らか】あきらか

はっきりしているさま。あかるいさま。

【亮】すけ

律令制の四等官の第二位で、長官を補佐する次官。

【亮・亮陰】りょうあん

天子・天皇がその父母の死に対し服する喪の期間。
期間は一年間で、臣下も服喪した。ろうあん。みものおもい(御物思)。
「まことに(くら)い」の意から。
陰」とも書く。

【亮然】りょうぜん

あきらかなさま。朗らかなさま。音や声の響きがさわやかでよく通るさま。

【清亮】せいりょう

〔音が〕清く澄んでいること。
〔心が〕清らかで明るいこと。

【明亮】めいりょう

あきらかであること。はっきりしていること。また、そのさま。
「明」に同じ。

【瀏亮】りゅうりょう

楽器の音などの澄んでよく聞こえるさま。
「瀏亮と響くラッパの音」
「嚠喨」とも書く。

《字源》

「京の省略+人」「京」「涼(りょう)の声がある
「京」は戦場の遺棄屍体を塗りこんだアーチ状の門で、京観という。
「亮」は、そこでの戦勝を祈願する儀式のことを表すものと思われる。

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