【凌】 10画 (8)  準1級


[音] リョウ
[訓] しの

《意味》

  1. しのぐ。力をこめてむりに相手の上に出る。力ずくでおかす。激しい力のこもったさま。
  2. こえる。むりをして高山や危険をこえる。

【凌ぐ】しのぐ

  1. 程度や力が他のものの先を越して優位に立つ。
  2. がまんして切りぬける。たえしのぶ。持ちこたえる。また、ふせぐ。さける。

【凌霄花】のうぜんかずら

ノウゼンカズラ科のつる性の落葉樹。茎から出る付着根で他の物にからみ上がる。夏、だいだい色の大きな花を開き、有毒といわれる。観賞用。
植物園へようこそ!ノウゼンカズラ
「凌霄花」は漢名より   

【凌霄葉蓮】のうぜんはれん

ノウゼンハレン科のツル性一年草。キンレンカの別名。
植物園へようこそ!ノウゼンハレン
花がノウゼンカズラに、葉が蓮に似ていることから   

【凌雲】りょううん

  1. 雲の上に突き出るほど高くそびえていること。
  2. 俗世間を離れて超然としていること。

【凌雲の志】りょううんのこころざし

俗世のわずらわしさを超越した高尚な心。
また、立身出世をしようという大きな望み。
「青雲の志」「凌霄(りょうしょう)の志」

【凌駕】りょうが

他のものをしのいで、その上に出ること。
「陵駕」とも書く。

【凌辱】りょうじょく

  1. 人をあなどって、はずかしめること。
  2. 女を力ずくで犯すこと。暴行。
「陵辱」とも書く。

【糊口を凌ぐ】ここうをしのぐ

やっと生計を立ててゆく。まずしく暮らす。

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