【徊】 9画 (6) 1級


[音] カイ
[訓] さまよ

《意味》

さまよう。めぐる。ぐるぐると回り歩く。


徊】ていかい

もの思いにふけりながら行きつ戻りつすること。
「池の周りを彽徊する」
(はいかい)

徊顧望】ていかいこぼう

行きつ戻りつして前後を振り返るさま。心ひかれてあちこちを見回すさま。
「彽徊」は「低回」「低徊」とも書く。

徊趣味】ていかいしゅみ

俗世間の煩わしい物事を避け、ゆとりのある気持ちで人生を生きようとする態度。
夏目漱石が高浜虚子の短篇小説集「鶏頭」の序文で用いた言葉。
「彽徊」は「低回」「低徊」とも書く。

徊】はいかい

あてもなく行ったり来たりすること。彷徨(ほうこう)。うろうろと歩きまわること。ぶらつくこと。
(ていかい)

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