【攪】 23画 (20) 準1級

交換略字【撹】


[音] コウ
カク
[訓] みだ
ぜる

《意味》

みだす。かきみだす。かきまぜる。

【攪拌】かくはん・こうはん

かきまわすこと。かきまぜること。
液体などについていうことが多い。
「食塩を入れてよく攪拌する」
「かくはん」は「こうはん」の慣用読み。

【攪乱】かくらん・こうらん

かき乱すこと。混乱させること。
「社会の秩序を攪乱する」
「かくらん」は「こうらん」の慣用読み。
「惑乱」「紊乱(ぶんらん)

【攪ぜる】まぜる

かきまぜる。かき回す。
「二つの薬品を攪ぜる」

《字体》

「覺」の上部を「ツ」に略するのは、草書や行書の略し方。それを楷書体化したのが「覚」で常用漢字に採用されている。
「攪」も同様に、行書で略されて書かれていた。

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