【杳】 8画 (4) 1級


[音] ヨウ
[訓] くら
おくぶか
はる

《意味》

  1. くらい。
  2. はるか。遠くにかすかに見えるさま。また、奥深く遠いさま。

【杳か】はるか

遠く隔たってかすかに見えるさま。
「杳か彼方に家が見える」

【杳ようこ

  1. 深く広いようす。
  2. 遠いようす。はるかなようす。

【杳然】ようぜん

遠くかすかなようす。
「杳然たる天空」

【杳窕】ようちょう

はるかに遠いさま。
「杳窕の地」

【杳として】ようとして

暗くてはっきりしないさま。はるかなさま。はっきりわからないさま。
「杳として行方が知れない」

【杳ようびょう

遠くはるかで、かすかなさま。はるか遠いさま。

【杳杳】ようよう

ほのかなさま。くらいさま。また、はるかなさま。
「杳杳とした南国」

《字源》

「木+日」。日が森に沈む意。
薄明の意から、遥か、遠い、深いの意となる。

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