【洶】 9画 (6) 1級


[音] キョウ
[訓]
さわ

《意味》

  1. わく。水がわき出る。
  2. 大勢の人が集まって、騒がしいさま。また、騒ぎたてるさま。

【洶洶】きょうきょう

  1. 水がわくさま。水の勢いが激しいさま。波がわきたつさま。
  2. たくさんの人が集まって、どよめき騒ぐさま。

【洶きょうゆう

水が勢いよくわき出るさま。波の立ち騒ぐさま。また、その音。
「きょうよう」とも読む。

《字源》

声符は「匈(きょう)「匈」胸」の元の字形。胸に「メ」形の入れ墨をした形が「凶」「匈」はその入れ墨をした人が横を向いた形。非業の死を遂げた屍にこの入れ墨をして、その呪いを押さえ厄災を祓おうとした。
胸騒ぐように騒ぐさまを「恟」といい、波立つさまを「洶」という。

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