【纛】 24画 (18) 1級


[音] トウ
  トク
[訓] はたぼこ
 

《意味》

はたぼこ。さおの先にやく(氂牛(りぎゅう))の毛、または、キジの尾を飾った旗。

【纛・纛旛】とうばん

  1. 平安時代、戦陣に将軍の標識として立てた旗。のち儀式などにも立てた。
  2. 宮中で、即位・儀式などの際に立てた旗。竜などの模様のある長方形のもの。

【高大纛】こうがだいとう

将軍の陣営のしるし。
「高牙」は象牙の飾りのついた高い旗で、軍隊の本陣のしるし。「大纛」は牛の尾やキジの羽などで飾った大きな旗のことで、貴人の車にたてたり、軍隊の本陣にたてた。

【大纛】だいとう

  1. 大型の纛。軍中で用いる大きな旗。天子の乗り物の左に立てる大きな旗。
  2. 天子のいる陣営。大本営。

《字源》

声符は「毒(どく)

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