【纜】 27画 (21) 1級


[音] ラン
[訓] ともづな

《意味》

ともづな。船をつなぎ止めておく綱。

【纜】ともづな

船尾にあって、船を岸につないでおく綱。(もや)い綱。
「纜を解く」・・・船出する。
「艫綱」とも書く。

【解纜】かいらん

船が出発すること。出帆(しゅっぱん)すること。ふなで。
船のともづなを解く意から。
「大阪湾を解纜する」

【電纜】でんらん

絶縁体でおおった電線。また、それを束ねて更におおったもの。ケーブル。

声符は「覽(覧)(らん)「覽」「監(かん)+見」「監」+皿」で、水盥(みずたらい)(皿)の上に顔を出して顔を映す形。その映る面を見ることを「覽」という。
「攬」に集めて取り持つ意があり、「纜」は船のともづなを表す。


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