【諧】 16画 言(9) 1級
[音] | カイ |
[訓] | かなう |
ととのう | |
やわらぐ | |
たわむれ |
《意味》
【諧謔】かいぎゃく
洒落・冗談などひねったところがあって、笑いやおもしろみを感じさせる言葉。ユーモア。
「諧謔を弄する」「諧謔小説」
「詼謔」
【諧調】かいちょう
文章・色彩・音楽などの調和がよくとれていること。また、その調子。ハーモニー。
【諧和】かいわ
「かいか」とも読む。
【諧う】かなう
調和する。音楽などの調子がよく合う。
【諧う】ととのう
調和する。他とうまく調子が合う。他とのバランスがとれる。
【詼諧】かいかい
冗談。おどけ。たわむれ。
「諧謔」
【俳諧】はいかい
「誹諧」とも書く。
【和諧】わかい
《字源》
声符は「皆」で「比+白」。
「比」は人が連なる様子。「白」は、もと「曰(えつ)」で祝禱・盟誓を収める器。
器に多数の霊が降下することを「皆」という。その祝禱を神が受け容れることを「諧(かな)う」という。
ちなみに、1人の霊が降下することを「旨(いたる)」といい「詣」の初めの形。
:「皆」の金文。下は「白」でなく「曰」。