【譎】 19画 (12) 1級


[音] キツ
ケツ
[訓] いつわ
いつわり 
あやしい
とおまわ

《意味》

  1. いつわる。わなにかけてだます。あざむく。ずるがしこい。
  2. あやしい。奇異であやしい。普通ではない。
  3. 真意をぼかして遠回しにいう。

【譎る】いつわる

うそをつく。あざむく。言葉でだます。わなにかける。

【譎詭】けっき

いつわって欺く。

【譎詐】けっさ

欺きいつわること。

【怪譎】かいけつ

ひねくれて、ふにおちない。不合理であやしいこと。

譎】かんけつ・かんきつ

よこしまで、いつわりの多いこと。
「奸譎な人物」
譎」とも書く。

【波詭雲譎】はきうんけつ

文章が自在で非常に巧妙なこと。
波や雲のように自由自在で限りなく変化すること。
「詭」「譎」はあやしい、あざむく意。転じて人の目を奪い驚かす意。

《字源》

声符は(きつ・けつ)
「冏(けい)」は台座で、は矛を台座に立ててある形。

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