【鱠】 24画 魚(13) 1級
[音] | カイ |
[訓] | なます |
《意味》
なます。魚肉をこまかく切って、盛りあわせたもの。
【鱠残魚】しらうお
サケ目シラウオ科の魚。全長約10㎝。体形は細長く、頭部が扁平する。無色半透明で、死ぬと白色不透明になる。食用にして美味。
Wikipedia「シラウオ」
「白魚・銀魚・膾残魚」とも書く。
【鱠】なます
生の魚や野菜を酢で和えた料理。
「膾」とも書く。
《字体》
「会・會」の部分は、唐代の手書きの楷書では「」や「」のように、中を「田」で書くのが主流で、戦国時代の楚簡や漢代の隷書から見られる形。
中を「」にした「會」は唐代になって説文解字の字体に倣って作られた正字。
「會」に従う「檜(桧)・獪・絵(繪)・膾」なども同様。
「会」は草書を楷書化した字体で、中国の簡体字にも採用されている。