【麤】 33画 鹿(22) 1級

交換略字【麁】


[音]
[訓] あら
あらあらしい
おおきい
ほぼ
くろごめ

《意味》

  1. ばらばらになる。間がすける。あらい。うとい。きめがあらい。粗末である。「疏」「粗」
  2. あらあらしい。はげしい。
  3. ほぼ。あらまし。
  4. おおきい。
  5. くろごめ。玄米。

【麤い】あらい

  1. きめがあらい。
  2. 粗末なさま。粗雑なさま。おおまかなさま。
「粗い」とも書く。

【麤景】そけい

そまつな景品。商店などで出す景品を謙遜していう語。粗品。
「麤景進呈」
「粗景」とも書く。

【麤枝大葉】そしたいよう

文章を書くとき、細かな約束事にこだわらず、自由に筆をふるうこと。
まばらな大きな枝と大きな葉の意から。

【麤そほん

あらくておおまかなこと。武骨なこと。また、そのさま。粗野。
「粗」とも書く。

【麤略】そりゃく

いい加減なこと。ぞんざい。
「粗略・疎略」とも書く。

【麤そろ

そまつで役に立たないこと。
「疎・粗」とも書く。

《字体》

「麁」は唐代に書かれた「杜家立成(とかりっせい)」などに見られる行書体。

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