【麴】 19画 (8) 準1級

異体字【麹】


[音] キク
[訓] こうじ
さけ

《意味》

  1. こうじ。米・麦・豆などを蒸して、丸く握っておき、こうじ菌を繁殖させたもの。また、酒。
  2. こうじかび。

【麴院】きくいん 

酒を造るところ。

【麴きくげつ 

酒を造るためのこうじ。転じて、酒。
」は、切り株から再生する芽。再生のもとになるもの。

【麴車】きくしゃ 

酒を積んだ車。

【麴塵】きくじん

  1. こうじに生じるかび。うす黄色で、ちりのようである。
  2. こうじかびのような色。ほとんど灰色みを帯びた黄緑色。

【麴】こうじ 

米・麦・大豆などを蒸してねかし、これにこうじかびを加えて繁殖させたもの。酒・味噌・醬油(しょうゆ)などの醸造に用いる。
「糀」とも書く。

【麴黴】こうじかび

子囊(しのう)菌類に属するかび。胞子は黄緑色または褐色。このかびが作る酵素(アミラーゼ)はでんぷんを糖化し、たんぱく質を分解する。こうじを作るのに利用。こうじ菌。

【麴菌】こうじきん

麴黴に同じ。

《字体》

唐代の楷書では(ばくにょう)の部分は、ほとんどすべての形で書かれています。
手書きの楷書では「麹」の形で書くべき。

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