【穎】 16画 (11) 準1級


[音] エイ
[訓] ほさき
すぐれる

《意味》

  1. ほさき。穀物の()の先。また、ほさきのようにとがった物の先。
  2. 抜きんでる。人並み以上にすぐれている。さとい。かしこい。

【穎悟】えいご

才知がすぐれて悟りの早いこと。たいそう賢いこと。また、そのさま。

【穎才】えいさい

すぐれた才能。また、その持ち主。秀才。
「穎才教育」
「英才」に書き換えられる。

【穎脱】えいだつ

才能が群を抜いて、すぐれていること。
「穎脱した才能」
袋に入れた(きり)の先が袋を突き抜けて表に出る意から。

【穎敏】えいびん

悟りがはやく、反応がすばやいこと。
明敏(めいびん)
愚鈍(ぐどん)」「遅鈍(ちどん)
「鋭敏」とも書く。

【穎割れ】かいわれ

ダイコンやカブの、芽を出したばかりのもの。
そのように、貝殻を開いたように二枚の子葉を開いている幼い植物。かいわり。
「貝割れ」とも書く。

【秀穎】しゅうえい

  1. イネなどの穂が勢いよく育って伸びていること。
  2. すぐれて、秀でていること。また、そのような人。

【毛穎】もうえい

筆の異名。

《字源》

声符は(けい)
は、傾く意。
『説文』によると、「穎」は穂のことをいう。

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